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四季を楽しめるお庭づくりや、ガーデニングにおすすめの花、お庭づくりのアドバイスをご紹介しています。

 

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ガーデニングを楽しむ

秋に美しい紫色の実がつく樹木
地植えのコムラサキ(小紫)・ムラサキシキブ(紫式部)・植栽・剪定・手入れ・品種の違い

ムラサキシキブ(紫式部)・コムラサキ(小紫)の植栽剪定・山崎造園(兵庫県宍粟市)

(写真:枝垂れるコムラサキ(小紫)の枝)

 

枝垂れ(しだれ)る姿が美しいコムラサキ(小紫)です。自然の趣(おもむき)をいかした野性味(やせいみ)のあるお庭によく映えます。

 

 

 

和の風情が漂う紫色の実

ムラサキシキブ(紫式部)・コムラサキ(小紫)は、つやのある美しい紫色の実をつけます。

実の美しさを観賞する植物・ムラサキシキブ(紫式部)コムラサキ(小紫)

(写真:コムラサキ(小紫)の枝と実)

深い紫色の実を付け、細い枝が枝垂れる姿は和の風情を感じさせてくれます。

 

 

 

ムラサキシキブ(紫式部)とコムラサキ(小紫)は、よく似ています。

自生種と園芸品種の見分け方・特徴

ムラサキシキブ(紫式部)とコムラサキ(小紫)は、とてもよく似ています。どちらもシソ科ムラサキシキブ属です。一見、見分けが付かないですが、「自生種」と「園芸品種」に分かれ果実の付き方が違います。

 

ムラサキシキブ(紫式部)コムラサキ(小紫)の実の付き方・違い

自生種:
ムラサキシキブ
(紫式部)

ムラサキシキブの果実はやや大きめで、まばらに付きます。

 

 

園芸品種:
コムラサキ
(小紫)

コムラサキの果実は小粒で、まとまって沢山付きます。

園芸品種の「コムラサキ(小紫)」は、自生種の「ムラサキシキブ(紫式部)」に比べて、実も葉も小ぶりです。

 

 

 

園芸品種のコムラサキ(小紫)は、枝が垂れます。

コムラサキ(小紫)は、公園や庭園などにも植栽されています。庭木として植えられるほとんどがコムラサキ(小紫)です。


園芸品種のコムラサキ(小紫)は枝が下に垂れます

(コムラサキ(小紫)の植栽)

コムラサキ(小紫)は、柳(ヤナギ)のように垂れる枝が特徴です。

 

 

 

自生種のムラサキシキブ(紫式部)は、やや大きく育つ落葉中低木です。

ムラサキシキブ(紫式部)コムラサキ(小紫)の違いムラサキシキブ(紫式部)は、日本に古くから自生し、明るい山林の湿地(しっち)や、野山に生えています。稀に植物園や庭園などでも見られます。

自生種のムラサキシキブ(紫式部)はやや大きく育つ落葉中低木

(ムラサキシキブ(紫式部))

ムラサキシキブ(紫式部)の枝は、斜上して横に広がるように伸びます。

 

 

 

ムラサキシキブ(紫式部)とコムラサキ(小紫)の見分け方・葉と枝の特徴

ムラサキシキブ(紫式部)とコムラサキ(小紫)は似ています。葉は、どちらも対生(たいせい)で向かい合って葉が付きます。「自生種」と「園芸品種」に分かれ、葉の縁(フチ)やカタチが違います。

 

ムラサキシキブ(紫式部)とコムラサキ(小紫)の見分け方・葉と枝の特徴

自生種:
ムラサキシキブ
(紫式部)

ムラサキシキブの葉は、やや楕円形で膨らみがあり、葉の縁(ふち)のギザギザが深めです。

 

園芸品種:
コムラサキ
(小紫)

コムラサキの葉は、細長く、葉の縁(ふち)のギザギザが先端のほうにしかありません。

園芸品種の「コムラサキ(小紫)」は、自生種の「ムラサキシキブ(紫式部)」に比べて、葉が細く小ぶりです。

 

 

 

 

弓状に枝垂れる、コムラサキ(小紫)

コムラサキ(小紫)は、枝が細くて長くてしなやかで、下に垂れるように育ちます。樹高(背丈)は、1~2m程度の低木です。

 

雑木の庭に合うコムラサキの植栽・剪定(山崎造園・兵庫県宍粟市)

(写真:コムラサキ(小紫))

 

コムラサキ(小紫)の特徴・違い・葉のカタチ

葉のカタチ

コムラサキ(小紫)の葉のカタチは、細長い楕円形(だえんけい)で、葉の基部が、葉柄(葉の付け根)に向かって狭い(せまい)楔形 (くさびがた)です。

 

ムラサキシキブ(紫式部)より小さめの葉をつけます。

 

 

 

 

直立性で斜上に伸びる、ムラサキシキブ(紫式部)

ムラサキシキブ(紫式部)コムラサキ(小紫)の違いムラサキシキブ(紫式部)は直立性の中低木です。枝は撓る(しなる)ようには垂れません。上や横方向に斜上して伸びます。樹高(背丈)はコムラサキ(小紫)に比べやや高めです。背丈は2~3mに成長します。

直立性で斜上に伸びるムラサキシキブ(紫式部)の枝

(写真:ムラサキシキブ(紫式部))

 

ムラサキシキブ(紫式部)の特徴・違い・葉のカタチ葉のカタチ

ムラサキシキブ(紫式部)コムラサキ(小紫)の違いムラサキシキブ(紫式部) の葉のカタチは、楕円形で、葉の基部が葉柄(葉の付け根)に向かって狭い(せまい)楔形 (くさびがた)です。

葉の先が尾状(びじょう)で、先端が少し細長く伸びているのも特徴です。

 

 

 

 

ムラサキシキブ(紫式部)・コムラサキ(小紫)の薄紫色の小さな花・開花時期

ムラサキシキブ(紫式部)/コムラサキ(小紫)は、梅雨の間~初夏に薄紫色の小さな花を多数咲かせます。

 

雌雄同株(しゆうどうかぶ)

ムラサキシキブ(紫式部)/コムラサキ(小紫)は、雌花(めばな)と雄花(おばな)が同じ株につく雌雄同株です。

 

ムラサキシキブ(紫式部)・コムラサキ(小紫)の花・開花時期

花の先が4つに裂け、雄しべ4本、雌しべ1本が花冠(かかん)の外へ突き出るように伸びています。

 

ムラサキシキブ(紫式部)・コムラサキ(小紫)の薄紫色の花姿開花時期

ムラサキシキブ(紫式部)とコムラサキ(小紫)の開花は、6月~8月頃です。小さな花が次々に咲きます。

 

花姿

花は下半分がつながっている筒のようなラッパ状のカタチをしています。

 

 

 

 

秋に実るムラサキシキブ(紫式部)・コムラサキ(小紫)の色付き

ムラサキシキブ(紫式部)/コムラサキ(小紫)の果実は、花後に小さな緑色の果実が付きます。

 

秋に実るムラサキシキブ(紫式部)・コムラサキ(小紫)の色付き

(写真:ムラサキシキブ(紫式部)の果実の色づきはじめ)

 

ムラサキシキブ(紫式部)コムラサキ(小紫)の実が熟す時期

実が熟す時期

9月にもなると、実が薄紫色に色づき始めます。

 

10~11月頃になると、実は紫色に熟していきます。

(写真:枝垂れるコムラサキ(小紫)の果実)

 

 

 

 

艶のある美しい紫色の実・Callicarpa(カリカルパ)

ムラサキシキブ(紫式部)・コムラサキ(小紫)の特徴は、何と言っても鮮やかな光沢のある紫色の実です。

 

ムラサキシキブ(紫式部)・コムラサキ(小紫)の実ムラサキシキブ(紫式部)・コムラサキ(小紫)ともに、学名に Callicarpa(カリカルパ)が付いています。


Callicarpa(カリカルパ)は、ギリシャ語で「callos(美しい)+carpos(果実)」という意味です。

 

 

 

 

雑木の庭に合う、果実を観賞する樹木

ムラサキシキブ(紫式部)・コムラサキ(小紫)は、初夏に薄紫色の小さな花を多数咲かせ、その姿はとても愛らしいのですが、花よりも実の美しさを観賞する目的で植えられることが多い樹木です。雑木の庭によく馴染みます。

 

実の美しさを観賞する樹木・コムラサキ(小紫)

コムラサキ(小紫)

 

 

 

赤みを帯びたコムラサキ(小紫)の若い枝

ムラサキシキブ(紫式部)・コムラサキ(小紫)の若い枝は、赤みを帯びた紫色をしています。

 

コムラサキ(小紫)の若枝

 

コムラサキ(小紫)の若枝

(コムラサキ(小紫)の若枝)

 

若枝には毛(星状毛)がありますが後に無毛になります。

 

 

 

 

ムラサキシキブ(紫式部)・コムラサキ(小紫)は、どちらも落葉樹(らくようじゅ)です。

ムラサキシキブ(紫式部)とコムラサキ(小紫)は、冬になると葉を落とす落葉樹(らくようじゅ)です。 葉が落ちた後も果実はついています。実(み)は冬の間も残っています。


ムラサキシキブ(紫式部)コムラサキ(小紫)の植栽・剪定・手入れ(山崎造園・兵庫県宍粟市)

(葉が落ちた枝と実だけのコムラサキ(小紫))
果実と枝のコントラストが映えるこの時期だけの風情です。

 

 

 

 

山野で自生しているムラサキシキブ(紫式部)

ムラサキシキブ(紫式部)は「自生種」です。古くから日本に自生している中低木で、山林の湿地や山野に生えています。

 

ムラサキシキブ(紫式部)コムラサキ(小紫)の違いムラサキシキブ(紫式部)が自生している雑木林は環境が良いとはいえません...。葉を食べる葉虫(ハムシ)がきた痕跡が多数あります。

自生種のムラサキシキブ(紫式部)

山野で自生しているムラサキシキブ(紫式部)

(写真:自生するムラサキシキブ(紫式部))

 

山野で自生しているムラサキシキブ(紫式部)ムラサキシキブ(紫式部)コムラサキ(小紫)の違い自生しているムラサキシキブ(紫式部)は、雑木林など明るい林の中で見られますが、葉が痛んでいることが多く、枝も暴れ四方八方に広がっています。

枝や樹形に特徴がなく普通で見逃してしまいそうです(;)

 

 

斜上して伸びるムラサキシキブ(紫式部)の枝

斜上して伸びるムラサキシキブ(紫式部)の枝ムラサキシキブ(紫式部)コムラサキ(小紫)の違いムラサキシキブ(紫式部)は、枝が直立する木立性(直立性)です。

 

(写真:ムラサキシキブ(紫式部)の枝)

 

斜上して伸びるムラサキシキブ(紫式部)の枝とくに若い枝は、まっすぐ上や横方向に斜上して伸びます 。

 

(写真:自生しているムラサキシキブ(紫式部)の枝)

 

 

 

「紫式部」の名を誇る、清楚(せいそ)で美しいムラサキシキブ(紫式部)の実

「紫式部」の名を誇る、清楚(せいそ)で美しいムラサキシキブ(紫式部)の実(山崎造園・兵庫県宍粟市)

(ムラサキシキブ(紫式部)の枝)
ムラサキシキブ(紫式部)は、成長しても枝が下に垂れるようには伸びません。

 

 

黄色く紅葉するムラサキシキブ(紫式部)

黄色く紅葉するムラサキシキブ(紫式部)ムラサキシキブ(紫式部)コムラサキ(小紫)の違いムラサキシキブ(紫式部)は、落葉樹(らくようじゅ)です。

秋になると、赤みのある黄色に紅葉します。

 

(写真:自生種のムラサキシキブ(紫式部)の紅葉)

 

 

ムラサキシキブ(紫式部)の樹形

ムラサキシキブ(紫式部)の樹形ムラサキシキブ(紫式部)は、枝や樹形に大きな特徴がなく、花や果実が無い時期は、雑木に交じってなかなか見つけづらいです(汗;)

 

(写真:ムラサキシキブ(紫式部)の樹形)

 

 

葉が散った後のムラサキシキブ(紫式部)

葉が散った後のムラサキシキブ(紫式部)ムラサキシキブ(紫式部)が落葉したあとの枝には、果実が紫色のまま残ります。

実の中に種が1つ入っています。野鳥さんが実を食べに来ます。

(写真:落葉後のムラサキシキブ(紫式部))

 

 

ムラサキシキブ(紫式部)の冬

ムラサキシキブ(紫式部)の冬

ムラサキシキブ(紫式部)の冬は、葉がない枝と実(み)だけになります。

実(み)は自然に落ちていきます。

 

(写真:ムラサキシキブ(紫式部)の冬姿)

 

 

 

ムラサキシキブ(紫式部)、コムラサキ(小紫)の見分け方・違い

ムラサキシキブ(紫式部)コムラサキ(小紫)の違いムラサキシキブ(紫式部)は「自生種」で、コムラサキ(小紫)は「園芸品種」です。一番の違いは、枝と実の付き方です。

ムラサキシキブ(紫式部)コムラサキ(小紫)の違い・実の付き方

実の付き方

自生種のムラサキシキブ(紫式部)は、実(み)の付き方がやや疎ら(まばら)で、間があいた感じに付きます。
園芸品種のコムラサキ(小紫)は、実(み)が小さめで、まとまって沢山付きます。

   
   
ムラサキシキブ(紫式部)コムラサキ(小紫)の違い・枝の伸び方・枝垂れ方

枝の伸び方・枝垂れ方

・ムラサキシキブ(紫式部)の枝は、上や横方向に直立して伸びます。
・コムラサキ(小紫)の枝は、下方向に垂れるように伸びます。

   
   
ムラサキシキブ(紫式部)コムラサキ(小紫)の違い・葉と花(実)の付く位置

コムラサキ(小紫)の葉と柄の付く場所

葉と花(実)の付く

位置

・ムラサキシキブ(紫式部)の果実や花は、葉のすぐわき、葉の根元と同じところから柄(え)が出ています。
・コムラサキ(小紫)の果実や花は、葉のわきから 少し(2~3mm)ずれたところに柄(え)が付きます。

   
   
ムラサキシキブ(紫式部)コムラサキ(小紫)の違い・葉のカタチ・鋸歯(きょし)

葉のカタチ・鋸歯(きょし)

・ムラサキシキブ(紫式部)の葉は、幅がやや広めで、縁(ふち)の半分以上に鋸歯(きょし)があります。
・コムラサキ(小紫)の葉は、幅が細めで、鋸歯(きょし)は葉の先端のほうにしかなく、ギザギザが小さいです。

 

枝が垂れ、実が固まって付いていれば、それはコムラサキ(小紫)です!

実が固まって付いて枝が垂れるコムラサキ(小紫)

(コムラサキ(小紫)の植栽)

流通上、コムラサキ(小紫)も含めて「ムラサキシキブ(紫式部)」の名称で販売されていることが多く混同されやすいですが、園芸品種の正式名は、コムラサキ(小紫)です。

 

 

これどっち?樹形の見分け方・違い

ムラサキシキブ(紫式部)コムラサキ(小紫)の違いムラサキシキブ(紫式部)とコムラサキ(小紫)を遠くからでも見分けるには、全体の樹形や枝の流れ(伸び方)を見ます。

ムラサキシキブ(紫式部)
自生種
    コムラサキ(小紫)
園芸品種
ムラサキシキブ(紫式部)は自生種   コムラサキ(小紫)は園芸品種
ムラサキシキブ(紫式部)の樹高はやや大型で、背丈は2~3m。直立性の中低木です。  

コムラサキ(小紫)の樹高は低めで、背丈は 1~2m程。枝が垂れ、こんもりと茂る低木です。

・日本各地に自生、山林の湿地、山野、雑木林、植物園、和風庭園   ・一般的に植栽、庭木、公園、植物園、和風庭園、こぼれ種で野生化

 

 

 

 

四季を楽しむ樹木・コムラサキ(小紫)・コムラサキシキブ(小紫式部)の春夏秋冬

コムラサキ(小紫)・ムラサキシキブ(紫式部)の春夏秋冬コムラサキ(小紫)・ムラサキシキブ(紫式部)は、春夏秋冬を楽しめる樹木です。

 

春以降に新しい枝が伸び、伸びた枝の先に花芽がつき、初夏に小さな花を咲かせ、花後すぐに緑の実が付き、秋は黄色く紅葉し、果実が熟して紫色になり、冬は葉が落ち枝と実を観賞できます。

 

 

園芸品種のコムラサキ(小紫)・コキシキブ(小式部)

四季を楽しむ、コムラサキ(小紫)・コムラサキシキブ(小紫式部)の生垣・年間管理

コムラサキ(小紫)は、生垣や仕切り、アプローチの花壇にも植えられます。

 

ムラサキシキブ(紫式部)コムラサキ(小紫)の植栽・植え付け(山崎造園・兵庫県宍粟市)小紫式部通り

通行される方に四季折々の風情を楽しんでいただけます。

 

コムラサキ(小紫)を生垣のように通路側で育てる際は、腰より低めの高さで、幅の広がりを抑え、枝垂れる長さを調整していき、小枝や細い枝は適宜剪定し、枝が貧弱にならないように肥料やりなど年間を通して維持していきます。

 

 

 

 

コムラサキ(小紫)・コムラサキシキブ(小紫式部)があるお庭・植栽

コムラサキ(小紫)・コムラサキシキブ(小紫式部)は、季節を通して長く観賞できる植物(樹木)です。自然の趣(おもむき)があるお庭によく合います。

 

和を感じさせるコムラサキ(小紫)・コムラサキシキブ(小紫式部)があるお庭

コムラサキ(小紫)は、和風の店舗用植栽物としてもおすすめです。料亭や旅館の庭先・坪庭、庭園などで植栽されています。


海外から訪れた方々にも「和の趣き」を感じていただけると嬉しく思います。

 

 

 

 

 

コムラサキ(小紫)・コムラサキシキブ(小紫式部)の植え付け・育てる場所

コムラサキ(小紫)は枝が枝垂れ中央から広がるように成長します。樹形のバランスを均等に維持する際は、周囲の空間も必要です。

 

ムラサキシキブ(紫式部)コムラサキ(小紫)の植栽・植え付け(山崎造園・兵庫県宍粟市)他の植物や木、塀などがあると、枝垂れる重心がどちらかへ偏っていきます。

 

植え付け

コムラサキ(小紫)は、よく根付きます。 やや日陰気味で、枝垂れる周囲の空間がとれる場所に植え付けます。

(やや湿り気のある土壌を好みます。)

 

 

 

源氏物語 の「紫式部」の名が付く高貴な紫色の実

ムラサキシキブ(紫式部)の名は、紫色の果実が美しいことから源氏物語 の紫式部に例えられたという説があるそうです。

 

紫色の果実が美しいムラサキシキブ(紫式部)コムラサキ(小紫)

(枝垂れる「コムラサキ(小紫)」の紅葉)
コムラサキ(小紫)のことを、別名で紫式部に「小」を付けて「コムラサキシキブ(小紫式部)」や「コシキブ(小式部)」と呼ばれることも多いです。

 

 

 

 

地植えのコムラサキ(小紫)・コムラサキシキブ(小紫式部)の剪定

地植えのコムラサキ(小紫)・コムラサキシキブ(小紫式部)の剪定

コムラサキ(小紫)・コムラサキシキブ(小紫式部)は、しっかり根付いてよく芽吹きます。枝もよく伸びます。


コムラサキ(小紫)の剪定

剪定適期

剪定適期は、12月~2月頃です。茂りすぎて枝が混み合っている場合は、花芽のついていない落葉期に不要な枝や枯れ枝を枝の根元から切ります。

 

枝の先端や途中から切ると、そこから枝分かれして樹形が乱れます。

 

 

 

コムラサキ(小紫)・コムラサキシキブ(小紫式部)の切り戻し剪定・伸びた枝

コムラサキ(小紫)・コムラサキシキブ(小紫式部)は、 成長がはやいです。枝がよく伸び生育が旺盛です。

 

春から夏の間で枝が約1mくらい伸びます。

コムラサキ(小紫)・コムラサキシキブ(小紫式部)の剪定

 

落葉期に、長く伸びた枝を「枝の付け根」から切り落とします。

コムラサキ(小紫)・コムラサキシキブ(小紫式部)は、春以降に伸びた新しい枝に花芽をつけます。

 

コムラサキ(小紫)・コムラサキシキブ(小紫式部)の植栽・剪定・手入れ(山崎造園・兵庫県宍粟市)落葉期に今年伸びた長い枝は切り詰めます。

「枝の付け根」から切り落とし、若い枝(これから伸びる短い枝)を残すようにして、古い枝と新しい枝を更新させていきます。

 

 

 

 

 

コムラサキ(小紫)・コムラサキシキブ(小紫式部)の剪定・樹形の乱れ

コムラサキ(小紫)・コムラサキシキブ(小紫式部)は、手入れを必要とする樹木です。

剪定を怠ると、どんどん成長してモッサモッサになります。放置では見苦しくなります。


コムラサキ(小紫)・コムラサキシキブ(小紫式部)の剪定・樹形の乱れ

花が咲く前の手入れ
(軽剪定)

初夏になると、勢いの強い枝も出てきます。花が咲く前に枝を減らしてすっきりさせておきます。

 

落葉時期の剪定
(強剪定)

落葉期の剪定で伸びすぎた枝を切り詰めて樹形を整えます。

コムラサキ(小紫)・コムラサキシキブ(小紫式部)の剪定は、年2回が理想です。2回の剪定が難しいようでしたら、優先するのは落葉時期に行う強剪定です。

コムラサキ(小紫)・コムラサキシキブ(小紫式部)の植栽・剪定・手入れ(山崎造園・兵庫県宍粟市)

 

 

 

コムラサキ(小紫)・コムラサキシキブ(小紫式部)の剪定・葉が落ちた後の手入れ

コムラサキ(小紫)・コムラサキシキブ(小紫式部)は、冬に葉を落とします。葉が落ちた後は、枝の状態が良く見えます。

 

コムラサキ(小紫)・コムラサキシキブ(小紫式部)の剪定・葉が落ちた後の手入れ

(コムラサキ(小紫)の落葉)

 

 

コムラサキ(小紫)・コムラサキシキブ(小紫式部)は細い枝が沢山でてきます。

コムラサキ(小紫)・コムラサキシキブ(小紫式部)は、茎の付け根から細い枝(脇芽)がでてきます。


細い枝は冬になると枝先から枯れていきますので、成長の動きが無い細い枝は切り落とします。

 

 

 

コムラサキ(小紫)・コムラサキシキブ(小紫式部)は生育が旺盛で、次々と脇枝や徒長枝を出します。

コムラサキ(小紫)は生育が旺盛野生のように自由に伸びたコムラサキ(小紫)は迫力もありますが、株の中が密になり、病気や害虫が発生してしまいます。

 

コムラサキ(小紫)・コムラサキシキブ(小紫式部)は、素朴な感じの野趣(やしゅ)を楽しむ低木です。

樹形や樹勢を乱す徒長枝は、切り落として枝の流れを整えます。

 

 

 

 

コムラサキ(小紫)・コムラサキシキブ(小紫式部)の葉っぱが枯れてきた!?

(水切れを起こしたコムラサキ(小紫))

コムラサキ(小紫)・コムラサキシキブ(小紫式部)の葉っぱが枯れてきた・葉焼け葉焼け

水不足を起こすと葉がパリパリになっていき、枯れてしまう原因にもなります。

夏場の乾燥には注意します。

 

 

日当たり

コムラサキ(小紫)・コムラサキシキブ(小紫式部)は、西日を避けた明るい半日蔭で育てます。

土の表面が乾いたら、たっぷりと水を与えます。

 

 

 

コムラサキ(小紫)・コムラサキシキブ(小紫式部)は、やや湿り気がある環境を好みます。

育てる環境

庭植え(地植え)のコムラサキ(小紫)・コムラサキシキブ(小紫式部)は、ほぼ降雨(こうう)のみで育ちますが、「乾燥、水切れ」に弱いです。

 

コムラサキ(小紫)・コムラサキシキブ(小紫式部)を育てる環境

 

 

湿気がある土壌づくり

コムラサキ(小紫)・コムラサキシキブ(小紫式部)は、水分の富む土壌(どじょう)を好みます。

 

コムラサキ(小紫)・コシキブ(小式部)を育てる環境

 

 

中庭で育てる、コムラサキ(小紫)・コムラサキシキブ(小紫式部)

中庭には、土の乾燥を防ぐために池や小川などを設けて植木を管理しています。

中庭で育てる、コムラサキ(小紫)・コシキブ(小式部)

(水がある近くに植えている、中庭のコムラサキ(小紫))

 

 

 

小ぶり・半球形の樹形に仕立てるコムラサキ(小紫)・コムラサキシキブ(小紫式部)

コムラサキ(小紫)の枝は、弓状(きゅうじょう:ゆみなり)にしならせて枝垂れます。小ぶりだと半球形の樹形に仕立てることができます。

 

半球形の樹形に仕立てるコムラサキ(小紫)・コムラサキシキブ(小紫式部)(山崎造園・宍粟市)

(写真:半球形の樹形に仕立てたコムラサキ(小紫))

小ぶり・半球形の樹形

半球形の樹形は、中庭や玄関横など限られたスペースに植栽する際に向いています。樹高を低めに主幹は根元が少し見える程度で、横から見て半円形に刈り込みます。
半球形の樹形を維持するには、枝が地面に付かないようにこまめに剪定して全体を切り詰めていくと小ぶりに育てられます。

 

 

植栽のライトアップ(照明工事)山崎造園秋風に揺れるコムラサキ(小紫)のを見ていると和風植物の美しさを感じます。

庭のライトアップ(屋外照明)

飛び石などがあるアプローチに、植栽を照らすLED照明(フットライト)を埋め込んで、コムラサキ(小紫)にライトアップして晩秋の風情を楽しむのもいいですね。

 

山崎造園では、坪庭の設計・施工、照明設置工事も行っております。
足もとの安全、光による防犯、植栽の中に設置する(下から照らす)ライトアップや間接照明の低ボール灯など、庭園灯、LEDソーラーライトについてもお気軽にご相談ください。 植木の手入れから庭工事まで一貫して対応いたします。

 

 

 

 

コムラサキ(小紫)・コムラサキシキブ(小紫式部)の増やし方

コムラサキ(小紫)の増やし方

・挿し木

コムラサキ(小紫)は挿し木で増やすことができます。

前の年に伸びた枝を使う場合は、3~4月が適期です。

 

・種

種からも育てられます。秋に成った実から種を取り出し、乾燥しないように春まで保管します。

 

・株分け

コムラサキ(小紫)は園芸品種です。株分けで増やすことが出来ますが、自生種のムラサキシキブ(紫式部)は株分けで増やすことはできません。

 

 

ムラサキシキブ(紫式部)コムラサキ(小紫)があるお庭(山崎造園・兵庫県宍粟市)

 

 

 

 

コムラサキ(小紫)・コムラサキシキブ(小紫式部)の落葉期

コムラサキ(小紫)・コムラサキシキブ(小紫式部)の秋は、やや赤みのある黄色に紅葉し、葉は、11月頃から枯れはじめ、茶色に変色していきます。

 

コムラサキ(小紫)・ムラサキシキブ(紫式部)の落葉期葉が乾燥してクシャクシャになり散っていく頃、次に迎える「枝と実だけの姿」になるのはもうすぐです!
散るのを待ちます!(^^)!

 

(写真:葉が枯れはじめた枝)

 

 

 

コムラサキ(小紫)・コムラサキシキブ(小紫式部)の葉が散った後は、枝と実の観賞期です。

コムラサキ(小紫)・コムラサキシキブ(小紫式部)は落葉低木です。冬に葉を落とします。葉が落ちた後も果実はついています。

 

落葉した冬のコムラサキ(小紫)が一番お好きだという方も多いです。

葉が落ちたコムラサキ(小紫)の枝垂れと実

(写真:自然美が映えるコムラサキ(小紫)の枝と実)

 

コムラサキ(小紫)の落葉・剪定時期枝と実の観賞

コムラサキ(小紫)の「葉が散った枝と実だけの姿」を楽しめる期間は、剪定までの間です。

果実は自然と落ちていきます。

 

「枝と実付き」を楽しむため、剪定を少し遅らせたいご要望も多くあります。

 

 

 

観賞のために剪定を遅らせる、コムラサキ(小紫)の冬の手入れ

コムラサキ(小紫)の葉が落ちだしたら、そろそろ枝を切っていく剪定時期なのですが、落葉した冬枯れのコムラサキ(小紫)も風情があります。

 

観賞のために剪定を遅らせる、コムラサキ(小紫)の冬の手入れ

(写真:落葉後のコムラサキ(小紫))

 

コムラサキ(小紫)の遅めの剪定

観賞を優先

コムラサキ(小紫)の剪定適期は、落葉時の12~2月頃です。この時期は枝と実の観賞時期と重なります。

 

遅めの剪定

観賞のため剪定を遅らせても、3月上旬までには強剪定と肥料やりを済ませておきます。

 

 

 

 

 

地植えのコムラサキ(小紫)・コムラサキシキブ(小紫式部)の手入れ、寒肥・肥料やり

コムラサキ(小紫)・コムラサキシキブ(小紫式部)は、鉢植えでも栽培出来ますが、生育旺盛ですので根詰まりを起こしやすいこともあり、地植えするのが一般的です。

 

ムラサキシキブ(紫式部)コムラサキ(小紫)の手入れ・肥料やり・寒肥庭植え(地植え)の場合は、肥料を与えなくても育つのですが、やせ地だと土に栄養が無く実付きが悪くなってしまうことがあります。

 

育ちが鈍いようなら年に1回、冬の間に(1~2月頃)に油粕(油かすなどの有機肥料)を枝元に施すと生育がよくなります。

 

 

 

コムラサキ(小紫)の害虫・病気になってしまった!?

コムラサキ(小紫)・コムラサキシキブ(小紫式部)は、病害虫にも比較的強いですが、日当たりと風通しが悪い場所では実付きも悪くなり、茂り過ぎて密になると蒸れやすく、病気や害虫が付くことがあります。

 

ウドンコ病・カビ病

ムラサキシキブ(紫式部)コムラサキ(小紫)の病気・かび病・コムラサキ(小紫)の葉が白くなる病気にかかりやすい・・・。

全体が粉をまぶしたようになったら「ウドンコ病」かもしれません。
葉の緑色が抜けたようになり、表面が白くカスリ状になっていたら「カビ病」かもしれません。

病気になった枝は切り取り、薬剤を散布し予防します。

剪定せずに放置しておくと、風通しが悪くなり内側の枝が枯れていく原因にもなります。

 

 

葉を食べるハムシ(葉虫)

ムラサキシキブ(紫式部)コムラサキ(小紫)の害虫・葉が虫にくわれる・ハムシ被害・コムラサキ(小紫)の葉に虫食い穴が!?毛虫の発生、葉を虫に食べられる・・・。

 

枝垂れる姿を観賞したいけど、残念なことといえば、葉が虫に食われやすいです!!

成虫は葉を食い尽くし、食べられた葉をそのままにしておくとキズ口から変色していきます。見つけたら早めに摘み取ります!

庭園などではこまめな手入れをして虫から予防しています。

 

 

カイガラムシ

ムラサキシキブ(紫式部)コムラサキ(小紫)の害虫・カイガラムシ・コムラサキ(小紫)の枝にブツブツ?!。硬くて丸い虫が付いている・・・。

 

カイガラムシは樹液を吸って枯らす害虫です。

白い綿状の幼虫が付着して、やがて硬い殻で覆われた「カイガラ虫」が大量発生することがあります。 放置しておくと、びっーしり付きます。

吸汁性害虫はなかなか取れません、見つけたらブラシなどをつかってこすり落とします。

 

カイガラムシは、風通しが悪く、湿度が高い環境で発生しやすい害虫です。成虫になる前の幼虫の段階で、薬剤を使って駆除し被害を防いでいきます。

 

 

 

 

コムラサキ(小紫)の楽しみ方、生け花やドライフラワーにも使われています。

【生け花】:枝垂れるコムラサキ(小紫)は、秋の生け花にも使われます。(※生け花には、葉っぱが無い状態で使うことが多いそうです。花屋さんからお聞きしました。)(*^▽^*)

 

コムラサキ(小紫)の楽しみ方

【葉】:葉っぱを乾燥させるとほんのり香りがあります。

 

コムラサキ(小紫)の生け花やドライフラワー

季節の一枝

長い枝の「一枝挿し」もいいのですが、小さな容器に季節の一枝を入れるのも粋(いき)です。

 

コムラサキ(小紫)のドライフラワー

ドライフラワー

コムラサキ(小紫)の葉をむしり、実と枝だけにして乾燥させると「ドライフラワー」としても楽しめます。

乾燥するのが早くて簡単にできます。

 

 

 

 

野趣(やしゅ)を楽しむ樹木・コムラサキ(小紫)

コムラサキ(小紫)は、風情と情緒が漂う自然で素朴な感じの野趣(やしゅ)を楽しめる樹木です。庭木や庭園、寺院など和の空間に映えます。

 

野趣(やしゅ)を楽しむ樹木・コムラサキ(小紫)があるお庭(山崎造園・兵庫県宍粟市)

 

 

山崎造園山崎造園では、造園工事・庭の設計・施工、公共事業(公共施設周辺緑地等)における造園土木工事や記念樹の植栽、植木・垣根の手入れ(剪定・伐採・消毒・刈り込み)など、傾斜や高所作業も行っております。

 

コムラサキ(小紫)が枯れてきた、粉をまぶしたような葉になっている、枝に虫のようなものが付いている、果実の付きが弱くなった、成長したコムラサキ(小紫)をコンパクトにしたい、増えすぎなどでお困りではないでしょうか?

 

コムラサキ(小紫)があるお庭の植栽・剪定・手入れ(山崎造園・兵庫県宍粟市)

小紫(コムラサキ)、ムラサキシキブ(紫式部)の剪定・管理、手入れについてもお気軽にお声掛けください。年間管理も承っております。

 

主要地域 :造園工事・庭リフォームも対応いたします!
兵庫県宍粟市内(一宮町、山崎町、千種町、波賀町)、姫路市、たつの市、揖保郡、佐用郡、神崎郡、朝来市、福崎町、他
高砂市、加古川市、太子町、相生市、赤穂市、加西市、小野市、加東市、三木市、西脇市、明石市、播磨町、稲美町、市川町、神戸市、他 近畿周辺 )

 

 

 

ムラサキシキブの病気・葉がボロボロになったコムラサキ(小紫)樹形は乱れ、葉はボロボロ。゚(゚´Д`゚)゚。
コムラサキ(小紫)・コムラサキシキブ(小紫式部)・コシキブ(小式部)

2018.11.13

こちらのお宅は、自然樹形を楽しもうと、何年も放任していたそうなのですが、 「今年は...天候のせいか、枝が見苦しく混み合ってきた」とのご相談でした。

葉がボロボロに・・・。゚(゚´Д`゚)゚。

痛んでいない葉っぱがないくらい...でした・・・。

 

山崎造園のブログ

詳しくは山崎造園のブログ「葉がボロボロ。゚(゚´Д`゚)゚。コムラサキ(小紫)コムラサキシキブ(小紫式部)」の記事で紹介しています。

 

 

 

 

 
   

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